特定非営利活動法人MAMIE

この活動について教えて下さい

一番言いたいことは「きこえないこととは（一目ではわかりにくい障がいなど）」「聴導犬の存在理由（この犬のお陰できこえない人だとわかること）」です。パラパラマンガをみれば、わかります。パラパラマンガ「聴導犬って？」「きこえないことって？」をネットに発信してから多くの方にご覧いただけるようになったことは大きいと思います。
パラパラ漫画「きこえないことって？」https://www.youtube.com/watch?v=sw92GnZzZPw
パラパラ漫画「聴導犬って？」https://www.youtube.com/watch?v=iCMLXHigTZI

どうしてこの活動をはじめたんですか？

MAMIEを設立する前の話になりますが、オーストラリアで初めての聴導犬に出会い、大きな衝撃を受けました。まさしく私の耳の役割をしてくれたペットの犬と同じようなことをしていたからです。ペットの犬の名前はマミー。目覚まし時計が鳴ると舐めてくれたり、誰かが来たら私にほえて知らせてくれる、家族が私の名前を呼ぶとマミーが私の部屋まで駆けつけてくれたりと、いろいろ教えてくれました。私にとって聴導犬というものは「パートナー」そのものだったのです。当時、日本ではまだ聴導犬が普及していなく、頭数もわすが１１頭でした。これを機会に私は聴導犬を貸与することを決心し、MAMIEで活動を始めました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

聴導犬と共に「きこえないことって？」「聴導犬って？」の講演をした後、多くの方々から「マンガやイラストがわかりやすかった」「勉強になりました」「聴導犬が増えるようになるといいですね」など多くの励ましを受けることです。

今後の夢と目標を教えてください

関東では聴導犬のことは普及していますが、関西ではまだ広まっていません。関西に聴導犬が広まり、その次は日本、世界中に聴導犬が広まることが夢です。
またイラストや漫画を使って、パラパラマンガにし、世界中の人たちに伝えたいです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

聴覚障害者はどうしても情報に遅れがちで、コミュニケーション障害になってしまいます。それを踏まえたうえで「歩み寄る」ように共に肩を並べて社会参加ができるように助け合う関係になれることが理想の形です。手話を覚えながら、筆談通訳、口を大きく開けながら、自分にできることを探しながらMAMIEの活動に参加してみませんか？