特定非営利活動法人きらめき未来塾

この活動について教えて下さい

きらめき未来塾は、国際社会、日本、地域社会で活躍する有能な人材、将来的に日本を担い支えるリーダーの養成を目的としています。１．志を抱き、実現に向け挑戦し続ける「心強き人」２．思いやりを持ち、共生できる「心清き人」３．歴史や文化を理解し、人間的魅力のある「心深き人」４．世界中の仲間とコミュニケーションができる「心広き人」５．強い責任感と行動力のある「心熱き人」
この基本理念のもと、高校生を対象として夏休み期間に宿泊研修を行うことを主たる事業としています。
宿泊研修では、参加した高校生がそれぞれ自分の将来の目標を見出し、自己実現のきっかけになるようなサジェスチョンとモチベーションを高めるための講義、体験学習、レクリエーションなどをカリキュラムの中に取り入れています。
また合宿生活を通じ、自主自律、協調の精神を学ぶとともに、他者を認めることで「自己を見つめる」あるいは、「新しい自分」を発見する「気づきの場」となることを願っています。

その後、宿泊研修よりレベルアップした内容で、夢の実現を目指すフォローアップセミナーや、卒塾生同志の交流によるコミュニケーションを通じて、互いに切磋琢磨し、人的ネットワークの構築を図るため同窓会を実施しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

「日本国の未来像をどう描き、その実現を担う人材をどう育てるか」。郷土愛を持つ高校生の中から、広い視野に立ち、たぎる情熱によって日本社会に貢献できる人材を育てたい。
大きな変化が予想される21世紀の世界に対応するには、豊かな国際感覚と日本人としての歴史観と倫理感を合わせ持つ人材、また、コミュニケーション力を身に付け、明確な目標と使命感を持つリーダーを輩出することが日本の喫緊の課題であると考え、2005年広島の各界のリーダーが役員となり「次世代を担う高校生のための未来塾」を開塾しました。
その後、大阪においても経済界や教育関係者の会合で、若者を養成する未来塾を近畿でも開催しようという気運が高まりました。日本の将来を支えるリーダーを養成する目的に未来塾検討委員会を発足させ、塾の規模、内容を検討し、開催にあたってのコンセプト、実施概要を策定しました。そして2006年には、広島未来塾と連携を取りながら、「近畿未来塾」を開塾。広島では、第２回未来塾が開催されました。　翌2007年からは、広島と近畿の両未来塾が統合した形で、近畿未来塾として開催しました。2009年にNPO法人格を取得、名称を「きらめき未来塾」として活動の輪を広げています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

宿泊研修初日、不安そうな表情で参加してきた高校生達が、全カリキュラムを修了した時、達成感に溢れ生き生きとした表情に変化しているのを見た時です。短期間ですが、講義や課題を終えるたびに成長し仲間との繋がりが強くなっていくのを感じます。
そして海外留学や志望する大学へあるいはボランティア活動等々、自分で考え、抱いた夢の実現のために行動をおこしはじめた卒塾生から便りをもらった時、感激するものがあります。またサポーターとして手伝いに来て、この塾で学んだことや、今自分が取り組んでいることなどを、後輩達に話している姿を見るととても嬉しく感じます

今後の夢と目標を教えてください

きらめき未来塾は10回目という節目を経て、これまでの活動を見直し、これからの時代に沿った、より充実し意義のある内容にするため、そして今後も活動を続けていくため関係者一同鋭意努力してまいります。
そして卒塾生達がそれぞれの夢や目標を叶え、各界で中心的な存在として活躍されること、そして、きらめき未来塾に関しては、将来的に講師や理事となって、次の世代に繋いでくれることを願っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

認定NPO法人きらめき未来塾の趣旨、理念に賛同し協力いただける皆様からのご寄附を募集しています。また、ボランティアで事務局を手伝っていただける方、サポーターとして夏の合宿研修に参加いただける大学生も募集しております。
どうぞ、皆様のご賛同、ご支援をお願い申し上げます。