学校生活や社会生活で悩みを抱える人たちに支援を!
NPO法人リベラヒューマンサポート
活動エリア | 静岡県東部地域 |
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ジャンル | 就労支援・労働問題 教育・学習支援 |
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相談事業・教育事業・就労支援事業・コミュニティビジネス事業を行っています。教育支援事業では「リベラスコーレ」というフリースクールを運営しています。小・中学生・高校生・中退者・既卒生など、学校生活や社会生活で悩みや課題を抱える子供・若者が通所しています。学習支援・芸術活動・スポーツ・社会体験など、社会的自立に向けた知識とスキルを習得することをめざした活動を行っています。また、他者との関わりや社会生活に必要なスキルを身につけるためのSST(ソーシャルスキルトレーニング)に力を入れています。年齢や障がいの枠組みを外した包括的な支援ができる場が特色となっています。
前理事長は高校教諭をしていました。昭和50年代の後半、不登校や高校中退の問題が取り上げられ始めたのですが、当時は、学校以外の相談や支援の場がほとんどありませんでした。そのため、学校へ行けないことややめてしまうことが、本人はもとより親にとっても、深刻な事態でした。そこで、不登校や中退といった問題に取り組むことの必要性を強く感じ、平成元年、高校を退職し、三島総合心理研究所という組織を立ち上げました。当時はNPO法人という組織形態はなかったため、有限会社で活動を始めました。設立当初は、相談と教育支援の2つの事業に取り組んでいましたが、「いつでも・どこでも・誰でも支援を受けることができる場づくり」を理念に、就労支援や障がい者支援にも活動の場を広げ、平成12年にNPO法人となりました。
支援期間中は大変なことが多く、あまり喜びややりがいは感じません。しかし、支援が終わってからしばらくして、近況報告をしてくれたり、元気な顔を見せに事務所に立ち寄ってくれた時に、一番喜びを感じます。
設立時は、「いつでも・どこでも・誰でも支援ができる場づくり」をめざし、これまで活動を進めてきました。しかし、現在では、問題も複雑化、深刻化していて、一つの組織で対応することが非常に難しくなっています。その中で「いつでも・どこでも・誰でも支援を受けることができる地域づくり」が次の課題だと考えています。従来の支援のノウハウを生かして、行政・NPO・企業が連携して包括的な支援が可能な地域づくりをめざしていきたいと考えています。
専門知識は必要ですが、専門以外の知識や経験も同じくらい重要であると考えています。そのため、スタッフには、仕事以外の所属場所(趣味のサークルやボランティア・町内会など)を持つことや活動に参加することを勧めています。
もう一つは、長く関わるということです。私たちの支援は時として長い時間がかかることもあります。人や問題に関わっていくスタンスは専任、非常勤、ボランティアなど異なる部分もありますが、継続して関わることができる人材を希望します。
最後は、セルフコントロールです。大変なこともありますが、ポジティブな気持ちで活動に取り組むモチベーションを維持できることが大切であると考えています。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 不登校や中退といった形で、一度学習機会から離れてしまった若者に対して、以前よりは支援や再チャレンジの場が増えていると思う。しかし、「支援期間中は大変なことが多く、あまり喜びややりがいは感じません。」と語っているように、何らかの問題を抱えている若者に対しての支援というのは、個別にケアが必要だったり、向き合い方が難しかったりと、様々な課題も多く、まだまだ支援が十分だとは言えないだろう。ただでさえ、少子高齢化で若者が減っている中、このような支援の団体だけでなく、行政や地域の手も含め、若者を育てる仕組みが必要だと思う。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 三好徹史 |
住所 | 静岡県三島市本町9番3号 |
TEL/FAX | TEL:055-972-4344 FAX:055-972-4347 |
お問い合せ | info@libera.or.jp |
URL | http://www.libera.or.jp |
主な受賞歴や実績
若者自立支援功労団体厚生労働大臣賞(平成21年)
三島信用金庫100周年記念第1回夢企業大賞選考委員特別賞(平成23年)
三島商工会議所第1回M—ステ優秀賞(平成26年)