医療と福祉と文化を合わせ、生きにくさを抱えた人たちと一緒に活動!
特定非営利活動法人 楽しいモグラクラブ
活動エリア | 札幌市近郊 |
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ジャンル | まちづくり 医療・福祉 就労支援・労働問題 |
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当法人は、不登校、引きこもり、発達障がいなどの人達や生き方を捜す人達の居場所と中間的就労作りをしています。其の為に就労継続支援B型をしています。対人関係の苦手な人達の為に、放送作家の砂川一茂氏が考案した「体験喜劇」も取り入れています。体験喜劇は、すでに神戸を中心に障害者施設などで積極的に取り入れ、一定の効果を上げています。道内でも札幌市教育文化会館で誕生した「教文13丁目笑劇一座」の皆さんが公演や、当法人での活動を通じて「笑いの効用」を広めています。また札幌では臨床心理士の佐々木智城氏も「体験喜劇」での心理的な効果について、話してもらう機会が有りました。写真はその時のものです。苦しみが有っても笑って行く喜劇の体験は、自分の中にもそのような心が有るのだとの確認でも有ります。「楽しいモグラクラブ」では
医療と福祉と文化が一緒になって新しい活動をしています。
昔から理事長の平田は自分でも人と違っている、皆と同じ事が出来ないと悩んでいました。困難を抱えた人達と共に生きていきたい、一緒に活動したいと考えて始めました。
当法人を遣ってしばらくして、精神科医に発達障がい検査を受けた所、いろいろな発達の障がいが有る事が分かりました。同じように困難を抱えた人達と、お互い様と感謝の心を持って活動が出来た時に、遣ってよかったと思っています。
「体験喜劇」を広めて、北海道の観光の一つのイベントにしたいと思っています。
観光を大きくすることで、困難な人達のお土産作りなどの中間的就労作りもしたいと思っています。「笑う門にも福来たる」と言いますので、北海道から障害のあるなしはもちろん、人種や国籍など、あらゆる差別の壁を越えた真の意味での「幸せづくり」をしたいのです。
いろんな人達にまずは「体験喜劇」から興味を持っていただき、困難な人達の事も
知って頂きたいと思っています。
楽しい仲間として、自分に出来る事を少しずつ応援して頂ければと願っています。
宜しくお願いします。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | かつて、金子みすゞさんは「みんなちがってみんないい」と有名な詩を書いたが、残念なことに今この瞬間にも特性によって生きにくさを感じている人が多くいる。もちろん、この団体のように個人の特性を受け止めてくれる場所があることは、生きにくさを感じている人にとっては大きな救いになるだろう。しかし、受け止めてもらえる場所が1つだけではいけないのではないか。対人関係が苦手なことも、誰しもが持つ特性の一つとして、すべての人が「お互い様」と考えられるような社会にしていかなければならない。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 平田眞弓 |
住所 | 北海道札幌市北区北19条西3丁目2番33-100号 |
TEL/FAX | 011-758-3232 |
お問い合せ | mail@mogura-club.net |
URL | http://mog.la/ |
主な受賞歴や実績
2006-10北海道庁より、平成18年 度「北海道福祉のまちづくりコンクール」のソフト部門にて、最優秀賞を受賞
2009-10経済産業省の全国55選に選ばれ、東日本代表として高市副大臣から賞をいただきました
内閣府政府広報オンライ ンマガジン「ハイライティングジャパン」のソーシャルビジネスで掲載される
2009-6内閣府政府広報オンライ ンマガジン「ハイライティングジャパン」のソーシャルビジネスで掲載される
2011-01「社会的弱者に雇用 の場を」慶応義塾大学商学部教授 中島隆信氏による講演会を行う