国際貢献が生きがいに!
特定非営利活動法人新潟国際ボランティアセンター
活動エリア | ベトナム、ラオス、新潟 |
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ジャンル | 国際協力 |
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私たちNVCの目的(Vision)は、「私たちNVCは、この地球上に作られた人と人との境界を越え、心に響き合う交流を通じて、幸せな未来に向かって助け合い育ち合うきずなを作るかけ橋となることを目指します。--- 私たちが考える「境界」: 国境、人種、宗教、世代の壁、経済格差 ---」というものです。これを達成するためにベトナムにて貧困層の大学生に対する奨学金支援事業、障がいを持っているこどもたちへの生活支援や自立支援事業、孤児院やシェルターで暮らすこども達の自立支援及びフェアトレード事業、ラオスにて農村支援事業(日本国際ボランティアセンターさんを通じて)、地元新潟で私費留学生に対する国民健康保険料助成事業、愛のかけ橋バザー&フェスタ開催、地球を知る講座という講座を中心とした開発教育事業などを展開しています。
世界規模の課題について、新潟という地方に住む私たちも解決に向けて手を取り合って活動し、そしてそれが新潟の若者の人材育成などにも通じており、国際協力と新潟と言う地域の活性化の両立に向けて活動をしております。
1989年、日本国際ボランティアセンター(JVC)の谷山博史氏(現代表)が新潟大学の講義にゲスト出演し、当時従事していたラオス事業は資金調達において課題を抱えているとの解説がありました。それを聞いた学生及び一般市民が集まり、資金援助を目的として愛の架け橋バザーを開催したのがはじまりです。これをきっかけとして組織として始動するようになり、独自のベトナム支援事業などを展開するようになり、今に至ります。
喜びを感じる瞬間は2つあります。一つは、ベトナムへの支援活動の現場で貧困という状況にもめげずに自分の力で立ち上がろうとしている学生さんやこどもたちの笑顔を見た瞬間ですね。彼らを心から応援したいと思います。また、新潟でも喜びを感じる瞬間があります。それはNVC活動に参加した若い世代の人たちが活動を通じて大きく成長してくれているということです。彼らは自分の経験などを活かして更なる若手にそれを伝えようと自発的に行動してくれています。そしてベテラン世代の方々は彼らを応援してくれております。このように地域のさまざまな人たちが一体感を持って活動に参加してくれているという実感を得た際は、大変嬉しく思います。
支援先現地の学生さんたちが羽ばたき、こどもたちが自立の手段を身につけ、そして活動を通じて新潟に住む私たちも活発、活性化していくことを目標としています。国際協力活動は開発途上国の人たちだけでなく、参加する側にも喜びや充実感、そして成長し続けるんだという生きがいを感じられるということを多くの方にわかってもらいたいです。
NVCの活動に少しでも興味を持ってくださる方ならどなたでも大歓迎です。国際協力に関する専門知識が無いから国際協力はできないかも、と思っている方が多いかと思いますが、そんなことありません。NVCには「何ができるかわからないけどとりあえずボランティアに参加します」という方が多くいらっしゃいます。ぜひ一度遊びにいらしてくださいませ。私たちの最も大切にしていることの一つは楽しみながら活動するということです。楽しみながら国際協力活動をしたい、という方、ぜひいらしてくださいませ。お待ちしております。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | ベトナムの大学生の奨学金支援、障がいを持っているこどもたちへの生活支援や自立支援、孤児院やシェルターで暮らすこどもたちの自立支援など、幅広く活動し、多くの世界規模の課題解決に貢献しているこの団体。しかしこの団体がすごいのはそれだけではない。活動をすることによって人材育成を実現し、さらには若者たちに生きがいももたらしているのだ。参加した若者たちは喜びや充実感、そして成長し続けるんだという生きがいを感じられるという。若いうちから人のために活動することで喜びを感じる経験を積むことはとても重要である。多くの若者たちにぜひ参加してもらいたい団体だ。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 金子 洋二 |
住所 | 新潟市中央区営所通2番町692-27 ビラプリンス103 |
TEL/FAX | 025-211-4067 |
お問い合せ | info@nvcjapan.org |
URL | http://www.nvcjapan.org/ |
主な受賞歴や実績
1999年 ㈶長岡市米百俵財団より「米百表賞」受賞
2014年 (公財)かめのり財団より「第8回かめのり賞」受賞