障害者福祉分野において価値あるサービスを伝達!
NPO法人障害者就労支援センター どんまい福祉工房
活動エリア | 東京都全域 |
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ジャンル | 医療・福祉 |
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障害のある方の就労及び生活支援をしています。その他杉並区のゆうゆう館という高齢者施設を受託運営しています。法人コンセプトは「箱もの福祉で完結しない地域の社会資源を利用した展開」「地域でのインクルージョンの実現」と地域を意識した事業展開を大切にしています。平成19年に従たる事業所「ロカヴォア」を開所。障害のある方がランチの提供をしているお店です。その他商店街でのバナー交換等の仕事、地域イベントの参加、ゆうゆう館の清掃等、地域の社会資源を利用する事でコンセプトを実践しております。工房では製菓や製パンを主な作業とし各店舗や地域イベントで販売しています。
障害のある方が地域で当たり前に生活し働く為には当事者の方の社会性や能力の向上だけではなく、それを育む地域づくりが必要性です。そんな地域を支援環境・フィールドにした事業所を目指し平成18年に工房を立ち上げました。具体的には地域のコミュニティの場である商店街を中心に地域の方々と一緒にユニバーサルな風土づくりを目指しています。
障害者福祉分野においては昨今の制度改正に伴い障害のある方が守られる側から権利の主体に変化したのは喜ばしい事です。
しかしまだ制度改正10年足らずで、改善すべき課題は社会的にも地域的にも山積しています。私たちは「〇〇障害のAさん」ではなくAさんとしてお付き合いできる関係性、それを受け入れる地域づくりを目指しています。一人おひとりの「働き」「生活」を支援し自己実現に向き合いたいと思っています。
単純に友人や家族が就職したり、成長したりする場面を共有すると皆嬉しくなると思います。あの感覚を利用者の方たちとも共有しているので皆さんの笑顔が遣り甲斐であり、この仕事の喜びです。
居宅サービスも含めた包括的な支援を出来る様、今後グループホームを立ち上げたいと思っています。
「人」が好きであれば、この仕事は大きく言えば出来ると思います。しかし利用者との時間だけではなくそれ以外の時間も制度の事、工賃のアップ、営業、事務仕事…多岐にわたる仕事があり総合的な力を求められます。全部を一人でやりきる事は困難なので、チームアプローチが大切になり、協調性も必要とします。
プロですから専門性も大事ですが、1に人間性、2に社会性、3番目に専門性だと思います。これからこの仕事を目指す方には色々な人と関わり、色々な経験を深める事をお勧めします。専門性は入社してからで充分です。人間性を磨いて魅力ある人を目指して下さい。
あと見学、ボランティアのご希望も随時受け入れています。
是非一度いらっしゃって下さい!
取材者のコメント | |
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古川勇樹 |
障害のある方の就労及び生活支援を行い、地域を意識した事業を行い大変社会貢献度の高い業務を行っている。杉並区のゆうゆう館という高齢者施設の受託運営を行い、障害者福祉分野において価値あるサービスを提供している。福祉工房の支援環境も充実しており、今後ますます多くの方から必要とされる事業になるだろう。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 渡邉 英夫 |
住所 | 東京都杉並区本天沼1-24-9 |
TEL/FAX | 03-3396-2881/03-3396-2892 |
お問い合せ | donmai@donmaikoubo.org |
URL | http://www.donmaikoubo.org |
主な受賞歴や実績
・平成19年 スカイパーフェクトTV テレビ取材
・同年 「障害者自立支援法1周年自立支援の会」に先駆的事業として総理官邸に招待
・同年 「コミュニティビジネスによる雇用創出調査」新宿区に掲載
・平成21年 従たる事業所「ロカヴォア」開所
・同年 杉並区ゆうゆう天沼館 受託
・平成27年 杉並区ゆうゆう馬橋館 受託