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特定非営利活動法人日本混合バレーボール協会

東京都

男女共同参画社会の混合バレーボールを楽しむ!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人日本混合バレーボール協会

特定非営利活動法人日本混合バレーボール協会の写真

活動エリア 東北、北陸、関東、信越、東海、関西、四国、中国、九州
ジャンル 学術・文化・芸術・スポーツ 男女共同参画 

主な受賞歴や実績

混合バレーボールの普及振興、男女共同参画社会の形成の推進に努めている。

活動詳細はコチラ。
http://mixvolleyball.com/menus/index/00006

この活動について教えて下さい

私がこの活動をはじめる2年前。2002年3月大学に通いながら当時都立小山台高校のバレーボール部のコーチをしていました。3年間のコーチ生活最終年、地域、世代を超えた交流界があったら良いなと考え、地域、年齢関係なく誰もが参加できる広域6人制一般バレーボール大会「マグナムカップ」を立ち上げました。名称の由来は高校時代の私の字です。この言葉はヨーロッパ言語
「男は男らしく女は女らしく」とのスポーツの意味合いのある言葉でもあります。嫌味のなく一度聞いたら忘れない、省略できる名称(マグカップ、マグナム)と言うことでこの名前をつけました。当時は私の弟と二人で始めた大会でした。
第一回男子大会決勝戦を2002年7月大田体育館で行いました。沢山の人たちから賛同を得たことによって非常に達成感がありこの活動の重要性、意義を実感し、多くの仲間と共にNPO法人として申請、認証。それから5年目年間約2万人が参加する大会として現在も男子大会、女子大会を年間2回開催しています。

マグナムカップの活動を創めて2年目2003年6月、既に男子大会は150チーム規模だったのに女子大会は60チーム規模であったので新企画として「混合バレーボール大会」を開催しました。初めての試みは3つのルールで行い、合計29チームが参加しました。女子大会の付属大会として4大会行い第5回目の大会時は152チームになりました。
2005年春、活動を全国地域に広げ名実共に混合バレーボールの普及活動を行うため「日本混合バレーボール協会」を立ち上げました。2006年にNPO法人として認証され東北、東海、関西、九州地域に活動を拡大しています。その間の活動費はチームからの大会参加費で成り立たせています。マグナムカップとは現在別団体として活動しています。

混合バレーボールは全国各地域で独自のルールの下、男女が楽しめるスポーツとして存在していました。現状のルール(ネット:224cm、コート内男女3:3、ローテーション男女交互、男女プレイ制限なし)を考案、実践したのが我々であり混合バレーボール自体はバレーボールが誕生した際から行われていたように思えます。
1997年頃当時まだ高校生だった私が友人と初めて作ったクラブチーム「High-Q’s」、毎週一回東京都大田区の嶺町文化センターで練習をしていたのですが、当時練習に来るメンバーが少なく、また男子練習、女子練習ともに少ない時間内でこなさなければならない環境でした。男子と女子ではネットの高さが異なり、当時高校生だった私たちは一緒に練習しても意味はないのではないかと考えながら練習していました。結局非常に楽しいチームであったにも関わらず、忙しさと良い練習が行えないストレスにより2年ほどで消滅してしまいました。
約3年後マグナムカップの役員を中心に立ち上げた「マグマグ」チームにおいて前回の反省を多いに活かし考え抜いたのが現在の「混合バレー」です。
男女が共に練習をやることの価値を高めること、男女別で人数が6人集まらなくても意味のある練習が出来るように、とにかくチームにとって最も大切な練習に意義を持たせること、そのスポーツを楽しむルーツであると考え「混合バレーボール大会」を開催しています。

このスポーツは男性と女性が共に競い合える、数少ない団体スポーツのひとつです。日本におけるメジャースポーツはどれもチーム編成の人数が奇数のスポーツばかりです。サッカー、バスケット、野球、ラグビー、ハンドボールetc・・・。奇数スポーツでは男女が半々に参加することは出来ないため 、男女平等な競技とはなりえません。つまり6人制混合バレーボールは男。女が同じ土俵の下、平等に競技できる素晴らしいスポーツになりうるわけです

9M×9Mのコートの中、男女が、走り回って、声を掛け合って、一緒になって『楽しさ』や『勝利』を共有する。この素晴らしさ!楽しさ!!を多くの人に知って頂きたいと考え、日本混合バレーボール協会を設立しました。女性同士、男性同士で喜ぶのも非常に楽しいことですが男女で喜びを分かち合うのはそれ以上に楽しいことです。
男性と女性が一つのコートにたって、『勝利を目指して』競技すること。危険と考える方も多いと思います。しかし実際多くの女子選手は男性コーチのアタックを練習時受けているはずです。また男性同士でも上手な選手と初心者選手での試合は危険が付きまといます。過去のデーターによると男子大会、女子大会よりけが人は少ないとのデーターもあります。但し、常時強打スパイクを打つチームと初心者の方がいるチームでは危険はありますので、レベルのある程度高いチームは『思いやり』を持ったプレイが必要になります。
男女混合というカテゴリ-は、今日非常に高いニーズがあります。このスポーツが社会認知されることにより、男女別では活動できないチームでも大会への参加が可能になり、バレーボール人口の増加を促すことができます。「生涯スポーツとしての男女混合バレーボールの普及、チーム間交流の促進、ひいては低迷するバレーボール人気の向上にまでつながる可能性を大いに秘めている、それが男女混合バレーだと確信しております。
日本混合バレーボール協会では広く一般市民を対象として、混合バレーボールに係るスポーツ大会の開催、交流事業、人材養成事業、他の目的を同じくする市民団体等とのネットワーク構成事業を行うことにより、混合バレーボールの普及振興、男女共同参画社会の形成の推進に寄与することを目的としています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

様々な凶悪事件。学校におけるいじめ問題、不登校問題、ニート問題、一つずつ解決していくことは非常に難しいことだと思いますが、健全に心と身体を育み維持するためにスポーツは非常に大きな要素だと考えています。1人でも多くの方が混合バレーを行ったことにより充実感を持ってくだされば嬉しいです。現在30歳以上の大会、35歳以上の大会を開催していますが若者だけではなく生涯スポーツとして50歳、60歳になっても楽しめるスポーツとして混合バレーボールを広めて行きたいと考えています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

参加してくださる方が継続して大会に参加をしてくださること、大会に参加している方々の笑顔が見られるとき、参加して楽しかった、混合バレーボールは楽しいという声を聞いたときに遣り甲斐や喜びを感じます。

今後の夢と目標を教えてください

2020年3月に混合バレーボールの世界大会を開催することを目標に掲げております。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

責任感のある方にお手伝いをしていただきたいと考えています。バレーボール経験の有無は問いません。沢山の方々の笑顔が見れる活動です。また可能性がとてもある活動です。
自分の力を発揮したいと考えている方も参画者メンバーとして歓迎いたします。

取材者のコメント
古川勇樹 9M×9Mのコートの中を男女が走り回って、声を掛け合って、一緒になって『楽しさ』や『勝利』を共有する混合バレーボール。バレーボールを通じて交流事業、人材養成事業、他の目的を同じくする市民団体等とのネットワーク構成事業を行うことにより、混合バレーボールの普及振興、男女共同参画社会の活性化に努めている。私自身も是非参加し、混合バレーボールの素晴らしさを知りたい。
団体・プロジェクトの概要
代表者 大江 芳弘
住所 東京都大田区西六郷4-7-1-902
TEL/FAX 03-3736-9728
お問い合せ y-oe@mixvolleyball.com
URL http://mixvolleyball.com/