学習サポートと心のサポートで、若者が社会で生きていく勇気と自信を!
特定非営利活動法人 京都教育サポートセンター
活動エリア | 京都市を中心に活動しています。利用者の方は京都のみならず大阪府・滋賀県・奈良県からも通われている方がおられます。 |
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ジャンル | 教育・学習支援 |
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小学生~35歳くらいまでの、不登校・ひきこもり・学校中退・対人関係が不安などの方に対して将来社会の中で生きていくための勇気と自信を培うこと、のお手伝いを様々に行っています。中心となるのは進路を目指すことになった場合(高認受験・中学高校大学各種進学受験・専門学校受験・就職活動のSPIなど対応しています)の個別指導による「学習サポート活動」と他人と関わることを目的として様々な活動を行い気づきを得て社会に出ていくためのエネルギーにしていくことを目的として、アポロ11号がかつて月面に一歩を記したというところから「自立支援活動アポロ」という名称でフリースクール活動をしています。内容は季節イベント(クリスマス会・祇園祭・年度末パーティ・お花見など)や社会活動(商店街清掃活動・フリーマーケット参加)、創作活動(ものづくりかふぇと手作り市などへの出店)、レクリエーション(スケート・ボウリング・カラオケ会など)と多岐にわたって行っています。様々な活動の中から本人ができるだけ「しよう」と思うことを参加していただきたいと考えています。
1999年に大検予備校として民間学習塾系統の一部門として始まった中で、学習はしっかりするけれど対人関係を含めて心の充電などができていないまま進学をして、大学で動けなくなってしまった、などの若者を見たり聞いたりしたのです。そこで勉強だけでなく、心のサポートも何とかしていきたい、という思いが強くなり、大検予備校当時の私の上司と共にその学習塾から独立しました。そしてNPO法人格を取得し、2002年3月に特定非営利活動法人京都教育サポートセンターとしてフリースクール活動を追加した学習塾という感じで始めました。
京都教育サポートセンターの理念は・・・「若者の社会的自立へのサポート」
理念に向けた三原則は・・・元気・思いやり・感謝の心 です。
この活動でのやりがいは、当所を利用した利用生が社会の中で何とか生きていけるようになって、年賀状などでその様子を知ることができた時には、よかったな、と思います。本当の意味でのしっかりと社会で生きていけるかどうかは今後10年とか20年とかもっと経過しないとわからないかもしれませんが、どんな形にしろ、本人が自分の力で歩みを進めていこうとしてることが確認できたときは、とても嬉しく思います。そして現在来られている方も将来そうなっていけるようにと、イメージはしながら本人の思いに寄り添っていくことがこの活動のやりがいになっています。
2015年春から14年目の活動になりますが、一番の目標は「ずっと継続して活動を行えること」です。シンプルですが当所を利用している方、今後このようなフリースクールが必要になるかもしれない方にとっては「サポートする団体・法人」が継続して活動を行い、安定したサポートを受けられるかどうか、になると思っています。この継続して活動していく中で、いろいろサポート内容を充実していろいろなニーズに対応したフリースクール活動を行っていきたいと思っています。そして次のステップとしては、当所が一番弱い部分である「就労」に向けたサポート活動をNPO自身の事業で雇用を生み出せるくらいに大きくしていくことが目標です。そのために、もしよければどんな形であっても構いませんのでご支援をしていただきたいです。
京都教育サポートセンターではどんな形でもご支援をしたいただける方にご支援をいただきたいと思っています。
直接のご寄付はもちろんありがたいです。ご寄付の方には当所フリースクール活動で作成した手作り品(ポストカード・ビーズアクセ・羊毛フェルト作品など)をお礼として送らせていただいております。フリースクール活動の中でフリーマーケット参加というのもあるので使わなくなった衣類・雑貨・書籍などのご寄贈もありがたいです。そして学習サポート活動につながるものとしての教材・赤本・問題集・児童書なども募集しています。
さらには直接ボランティアでご支援いただける方も受け付けております。ボランティア・寄付・寄贈どの形式でもご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。可能な範囲では説明に伺うことも可能です。たくさんの方にいろいろと活動を知っていただき、ご理解いただきたいと思います。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 社会に対して何らかの不安を抱えている人が「何かしたい、変わりたい」と思った時、もちろん進学・就職対策などのテクニック的な要素の支援も必要だが、1番重要なのが心の支援だということに気付かされた。結局、真の意味で自立していくためには、社会で生きていくという自信を持っていなければ難しい。その点、この団体の活動では、学習支援と心のサポートとの両面から若者の自立支援を行うというバランス感覚が、利用者にとってもっともありがたいものなのではないだろうか。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 南山勝宣 |
住所 | 京都府京都市中京区三条通河原町東入恵比須町439早川ビル6F |
TEL/FAX | 075-211-0750 |
お問い合せ | soudan@ksce.jpn.org |
URL | http://ksce.jpn.org/ |
主な受賞歴や実績
助成金実績
大阪コミュニティ財団(東洋ゴム他)2005年度と2007年度(雑木林整備活動)
JT日本たばこ産業株式会社2006年度
トヨタ財団2007年度
京都府 初期型ひきこもり訪問支援「チーム絆」地域推進事業2009年度から2011年度まで
京都市によるNPO等民間団体の子ども・若者支援促進事業 2011年度下半期と2012年度・2013年度(アポロ事業)・2014年度(集い場事業)
ニッセイ財団2012年度(ことばのがくしゅう事業)
京都ライオンズクラブ地域社会奉仕活動助成2014年度(ものづくりかふぇ活動)