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特定非営利活動法人 室戸ドルフィンプロジェクト

東京都

イルカとふれあい、大人、子ども、発達障碍の方もみんなを笑顔にする!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人 室戸ドルフィンプロジェクト

特定非営利活動法人 室戸ドルフィンプロジェクトの写真

活動エリア 高知県東部
ジャンル 医療・福祉 観光 

主な受賞歴や実績

高知県東部の観光拠点として、また発達障害の方々のための「イルカ介在活動」プログラムができる施設として、広く県外・全国からお問い合わせ・ご利用いただいております。

この活動について教えて下さい

水族館でイルカのショーなどを見たことがある人は多いと思います。でも、きっと客席から遠いステージのイルカを見たんじゃないかと思います。室戸ドルフィンセンターは、派手な演出は何もしませんが、驚くほど間近にイルカを観られます。いや、むしろ、触れますし、いっしょに泳げます!子供をイルカと泳がせたくてやって来た大人が、いっしょにイルカと泳いで大感動してしまうなんて、いつもの事。
通常の観光施設としてもはりきって営業してますが、発達障碍の方々へのイルカ介在活動も続行してます。当センターには医師が常駐しておりませんので「イルカ・セラピー」と銘打つ事ができません。でも、イルカと触れ合ったお客様はみんな笑顔で帰って行きます。そんな施設です。
その他各種イベントを行っております。
・イルカのトレーナーお仕事体験
・イルカ教室+かつおたたき作り体験(体験2本立てプラン)
・地域の観光まつりの連動したイベント
・センター内コンサートイベント

どうしてこの活動をはじめたんですか?

平成15年、室戸岬新港の再利用として麻布大学が中心となりイルカセラピーの施設としてスタート。約2年間を研究機関としてセラピーを実施、なお一般希望者には無料で見学をさせていました。平成17年、麻布大学らの研究スタッフが撤退に伴い、NPO法人室戸ドルフィンプロジェクト発足。施設の続行を室戸市に要望し、受け入れられました。平成18年4月15日、室戸ドルフィンセンターがオープン。観光施設として再スタートを切りました。発達障碍の方々へのドルフィンスイムにより介在活動は続行。現在に至ります。
流れとしては、港の再利用とイルカセラピー誘致の企画が合致→研究機関としての運営の難しさと、室戸岬の厳しい自然(台風等)を実感→高知県唯一の「イルカふれあい施設」として(観光拠点として)再スタート、といういきさつです。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

1つめは、初めてイルカに触ったり、いっしょに泳いだりしたお客様が、予想外に喜んで、イルカを好きになってくれる事です。
2つめは、発達障害の方々の症状がよくなるのを見たり聞いたりすると本当に嬉しいです。すぐに笑顔になる子もいれば、家に帰ってから効果の出る子もいたり、まちまちです。無口な子が話しだしたり、逆に落ち着きない子が落ち着いたりと、いろいろな改善が見られる事があります。

今後の夢と目標を教えてください

基本的には、イルカのふれあい施設として、及び観光拠点としての認知度を上げて、より多くのお客様に来ていただき、イルカの魅力を理解していただくことです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

ボランティアスタッフ、及び賛助会員は常に募集しております。ボランティアご希望の方は、ご自分のご都合に応じて、本格的なイルカの世話のお手伝いから、イベント時・繁忙期の人員整理的なサポートまで、さまざまな参加をお受けいたします。
また、賛助会員になってくださる方は、当センターの5頭のイルカの「さとおや」になるつもりで支援して下さいませ。

取材者のコメント
古川勇樹 イルカがその見た目の可愛さだけではなく頭のいい生き物だということは、なんとなく知識としてあった。しかし、発達障害をもつ人にとっては、イルカと触れ合うことで、症状が改善されることも多いということに大きな驚きを覚えた。自分自身のイルカとのふれあい経験から想像すると、イルカの知性と共感性が、大きな刺激となるのではないだろうか。室戸といえば、台風の被害が大きく出ることで有名だが、発達障害を持つ人が増えている社会の中で、イルカのもつ可能性に触れられる施設がある街として有名になっていくかもしれない。
団体・プロジェクトの概要
代表者 升井 俊六
住所 高知県室戸市室戸岬町字鯨浜6810-162
TEL/FAX 0887-22-1245
お問い合せ toiawase@muroto-dc.jp
URL http://www.muroto-dc.jp/